レールを敷く1人になりたい、と思った初乗車の日の話

たくさんの8号車さんたちの初乗車ブログを読んで自分も書きたいなと思いつつも、自分の語彙力なんてと渋っていましたが、どうしても書きたいの衝動にかられたので、ポチポチとキーボードを押してます。温かい目で見守っていただけると幸いです。(ごめんなさい、驚異の5000文字弱のブログです。お時間のある方だけ読んでください。)

 

まずは私が8号車になるまでのお話です。

 

 

 

 

レールを敷く前のお話

物心ついた時から姉と母によるJ界隈の英才教育を受け、元号グループや王様と王子様グループと共に中学校生活を謳歌しておりました。そんな私のヲタク人生に大きな転機が。

 

王様たちの一斉脱退です。

これからという時に突然の別れ。はじめは絶対に戻ってきてくれる、そんな気持ちで応援を続けていました。でも、なんだか味のないガムを噛んでいるような感覚。

 

極めつけは、事務所のボロ。

ヲタク活動に対するモチベをほとんど失っていた私にとって、16年お世話になった界隈であっても、離れるには十分すぎる殺傷能力だったと思います。一気に愛は冷めました。

 

 

 

こうして至福の日々を奪われた迷える子羊は、絆というものを求めるようになります。

 

みなさん、お分かりですね?

 

そう、BLです。

私の奥底に眠っていた腐女子魂というものが目を覚ましてしまい、禁断の界隈に足を踏み入れます。

 

高校では放送部に所属し、ドラマ鑑賞が趣味。

見逃し配信系のアプリで、BLドラマの再生ボタンをぽっちんと押してしまったが最後。

イケメンによる目の保養のための至福の物語。

 

沁みました。(?)

 

 

 

そして高校で腐女子友だち(マブ)ができたある日のこと。

私のヲタク人生を左右する作品と出会ってしまうのです。

 

皆様、おまたせいたしました。そう、、

 

「みなと商事コインランドリー」

 

マブからオススメされたことがきっかけでした。(マブよ。ありがとうらぶ。)

年上かわいい年下ぐいぐい系など見ないわけがなくね!?思考に頭が汚染された私は、この作品の再生ボタンをいつものように軽い気持ちでぽっちんと押したのです。

 

 

飛び跳ねながら見た1話で完全に湊さんにメロメロになり、エンディングへ。

 

 

超特急 草川拓弥

 

はて、、、?超特急、、、?韓国、、、?

 

でもどこかで見たことのあるグループ名。

あらま、草川くんはチェリまほの六角くんじゃないかしら。

超なんとかってグループの誰かが新しいBLドラマで主演する人じゃなかったっけ。あそだそだ髙松アロハくん。

 

ア、ロ、ハ、、?

 

なんかすげぇ名前だな。

まぁどんな人たちか気になるから調べってみっかと見たのは、超特急募

 

 

真剣な姿勢、眼差しで、応募したほうも選ぶほうも一生懸命な様子。何よりも体制変更を経ていながらも前を向いて新しい道を切り拓いていこうとする1桁号車5人の強い気迫

 

 

熱い人間に弱い私。涙腺が崩壊しやすい私。

超特急の過去について何も知らなかった私ですが、スマホの小さな画面からでも伝わる真剣な空気が、全員にとって人生を変える大きな挑戦だということが私に訴えてきていました。

 

 

知らぬ間に大粒の涙を大量に流す羽目になるとは、、、。

 

 

そして知らぬ間に好きになってた。

涙が止まらないほど魅力的に見えた。

理屈ではなくて、グッと心を掴まれたように感じました。きっとそれぞれが色々な想いを抱えて、それを変えようと、人生を変えようとしているんだ、と。言葉では言い表せない何かを真っ直ぐ感じました。

 

 

1桁号車、特にカイくんの「本当にこの合格が正解だったのかは今はわかっていない。正解にしていくべきだと思ってるし、正解にしていくためには今この瞬間を大事に積み重ねていって、未来につなげていくことが大事だ」という言葉を聞いて、ファンと真剣に向き合ってくれる、一緒に連れて行ってくれる人たちなんだ、と。アイドルなら建前で話して肯定されるのみということもできるだろうに、率直な想いを自分の言葉で伝えてくれることに、並々ならぬ本気と信頼を感じました。

そしてその関係があまりにもうらやましかった。私が求めていたのはこれだ、となったんです。

 

悲しませても、涙を流させてしまっても、絶対に笑顔にさせてみせるぜ。というリョウガくんを筆頭にしたメンバーの熱い想いにもう降参するしかなかったです。

 

私の前に停車している列車に乗り込んでみよう。
何処に辿り着くのかはわからないけど、私を待ってくれている気がする。
出発進行!

 

もうすぐ17歳。受け入れ態勢ができている列車に身を任せました。

 

 

 

 

レールを敷き始めてからのお話

そこからの私は、まるで、「スピード上がります。転ばないようにお気を付けください。」と言わんばかりに超特急にズブズブ沼っていきました。

 

 

その中でもまず私の心を弄んだ男が、船津稜雅くん。

放送部では特に、アナウンス班である私。

皆さんお分かりの通り、生粋のいい声大好き人間

もう私の耳は溶けて使いものにならないかと本気で心配しました。((笑

 

 

 

そんな中、私の心を揺さぶる1つの影。

 

髙松アロハくんでした。

 

ダンスはキレッキレ、アクロバットも難なくこなす、お顔の整った人。

そんな第一印象だったのに。

 

 

TikTokに流れてきた数々のおバカ&陽キャエピソード。おなかを抱えて笑いました。めっっちゃ明るい子、元気もらえるなと思っていたら、とどめの一撃。

 

 

びっくりするぐらい不器用で真っ直ぐ

 

 

私の心の中の発車ベルが大きく鳴り響きました。純粋に心から応援したい人だと思って。

これまた知らぬ間にキラリに入会し、助手席に座っておりました。

 

 

 

 

初乗車に向けて

夏、よりたくさん超特急の情報を得たいと始めたTwitter、否、Xに、初めてタグを作って8号車さんたちと交流を始めました。

そこでビックリ。

 

なんて優しくて、なんて温かい人たちなんだ!と。

 

夢8にもまだ入っていない超ド新規の私を全面的に受け入れてくれました。

 

民度、治安が驚くほどいい8号車様に感激し、危うく8号車ヲタクになるかと、、。いやもはや8号車ヲタです。

もう早く!たくさんの8号車さんとお会いしたい、乗車したいという気持ちが高まっていました。

 

 

ちょうどその頃、T.I.M.EのFC2次受付期間が始まった頃。私の鈍い感がこの時だけは激しかったように感じます。

今だ!という脳からの命令により、親に直談判。

 

 

私「ねね超特急のファンクラブ入っていい?ライブ行きたい」

親「超特急?芸人さんだっけ?面白そうだからいいんじゃないの?」

私「芸人みたいなアイドルだけどいい?」

親「悲しむは一瞬、悔しむは一生。お金は自分で払いなね」

私「かっけぇ。らぶ」

 

 

とまあ、なんかかっこいい言葉を言われ、難関クリアしました。

 

 

どのくらいの確率で当選するのかはわからないまま当選の日。ここでプチ事件。

 

この女、当選日を忘れていました。

 

家族でお出かけに行こうと車に乗り込む時のことでした。普段使わないメールアプリから1件の通知が。「お客様は当選されました」見た時は、迷惑メールだと思いました。

 

しかし、Xを見ると8号車さんたちの情報を見て、ギョッとしました。学校や遠征範囲の都合上、大阪城24日しか応募できていない。にもかかわらずなんか当選した。ええ。12月だし焦らずに、ね?

 

 

ビリビリ、、、、

え、12月、、?あれこの前まで秋だったのに。

 

 

 

 

 

ついに初乗車の日が!!

きたる2023年12月24日。ついに初乗車の日。

姉と朝一のバスに乗り込み、大阪に向かいました。そして環状線に乗り、大阪城公園駅を降り、姉と2人で驚愕。ライブ前なのになんて穏やかな雰囲気なんだ。パリの休日ですか?ローマですか?あたしゃ眠たくなってきました。

 

 

そしてついに大阪城ホールに足を踏み入れました。あそこは間違いなく、幸せの国、夢の国。ライブ始まる前からもうテンションぶち上げ。

 

場内アナウンスでは、大好きなリョウガさんの美しいお声を拝聴でき、なんとも神秘的なリョガタク案件をリアルタイムで拝めました。タクヤくんが「はい返事!」というたびに8号車たちが返事をする様子に、姉は終始爆笑。なんて温かいんだ、ここは湯舟か。と言うておりました。

 

 

そうこうしているとライブが始まりました。

 

大天才ユーキ様のすばらしい演出に毎度感動しながら、もうその時のことは覚えてないくらい楽しかった!!

事前にたくさん動画を見て、コールもペンラ芸も練習してきました。一緒になってやりながらも、自分自身が圧倒されてました。

セブイレのすばらしい歌声に涙を流すことも度々。

 

あとは何と言っても、Billion Beats

あんなにも声の出て、声のそろったファンの歌声は、J界隈時代聴いたことがなかった。それに涙ぐみそうになるメンバーを見て、私が号泣。

 

ただ推しを眺めているだけじゃない。自分たちも参加して一緒に盛り上げる、作り上げる。一緒に完成させる。その一体感と言いますか、ライブに参加していると体全体で感じられて、本当に楽し疲れました!笑

 

 

そして激動のアンコール。

私の席はスタンドC21列。隣は大きな照明機材。つまり通路側。決していい席ではありません。でもこの席は私の宝物です。

なぜかと言いますと、客席降りをしたメンバーのみなさん。まずめっちゃ小さくマーくんが見えました。それだけでも満足だった。

のに、私の前の方の席の8号車から上がるほぼ悲鳴のような歓声。その歓声の元凶は、、。

 

タカシやで!

 

うそでしょーー!なんとも信じがたいですが、スマイル満点のタカシくんが階段を駆け上がってくるんです。私にはそれがワンコにしか見えませんでした。とそんな呑気なことを考えていると、勘違いじゃないと願いたいですが、タカシくんと目が合ってしまいました。そして私の横を颯爽と通り、30㎝ものさしの距離でタカシくんが歌いはじめるんです。なんといい匂いとか、マイク通さないお声が耳に入っているとキモイことを考えていると、、。

 

待って、草川くんじゃん。

 

その姉の一言で私は1度、私としての第一の人生を終えるんです。秒で生まれ変わって、何度見てもタカシくんとタクヤくんがハグしてるんです。もう一生頑張れる幸せ空間でした。

 

 

 

 

初乗車を経て

勢いで初乗車をした私でしたが、最高のクリスマスイヴでした。これに尽きるんです。

 

ユーキくんも自分のご家族に対して、あと何回自分を見せられるか分からないと言っていましたが、本当にそれはそう。

私はあと何回超特急に会えて、何回ありがとうと伝えられるんだろう。人生何があるか分かりません。突然、超特急に会えなくなる出来事が起きてもおかしくありません。

 

 

だからこそ、限りある時間をずっと一緒に過ごしたい、そう思いました。同じ時代に生まれて、たくさんいるグループの中から超特急と出会えたこの偶然は、私にとってとても素敵な奇跡です。あと何回、伝えられるか、伝えてもらえるか分からないけど、私は私の8号車魂がある限り、一瞬たりとも無駄にはせず、超特急に人生を捧げたいと思います。

 

 

もっと早く出会いたかったなんて思うこともありますが、あのタイミングで出会えたからこそ、今こうして笑顔でいられるんだと思うので、私もタイムマシンはいりません。笑

 

 

 

「上手くいかなかったり、色々あると思うけど1番にまずは自分のことを大切にしてあげてね!俺も支えてくれるみんなの存在にすごく救われてるからさ」

 

いつかユーキくんがポストした言葉。

今の私が返すとすれば、

 

「私たちの知らない場所でたくさんのものと戦ったり、見せない努力をしたりしてると思うけど、1番は超特急のみんなの笑顔が大切だから、無理はしないでね!超特急の存在に私たちはすごく救われているからね!ありがとう」

 

 

これからも私は超特急を愛すことを誓うので、先輩方、どうかご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします!

そして乗車を迷うかわいい子羊さん。超特急は一緒に連れて行ってくれます!見たことない景色見せてくれます。

だから、一緒に超特急に乗り込んで、レールを繋いでいきましょう!

 

超特急!大好きです!!